エクワン
数年前にある方から譲り受けた腕時計「エクスプローラー1」(通称「エクワン」)を、私は毎日左手首につけています。
それまでは腕時計に対してデジタルよりはアナログがいいという好みはあったものの、その他特段の思い入れはなく、単に「時刻を確認するもの」という認識しかありませんでした。
しかしながら、一目惚れというか、エクワンを最初につけた瞬間、エクワンの野性美に魅了されてしまい、以降日を追うごとにますます好きになりました。
エクワンの魅力を自分なりに分析すると、①シンプルなデザイン(時針・分針・秒針のみ表示)、②控えめなサイズ(36mm)、③視認性が良い、④軽量(100g程)、⑤耐久性が高い(探検者のための腕時計)、⑥歴史が長い(1953年に誕生)、⑦機械式時計ながら精度が高い、等が挙げられ、これらすべてがバランスよく構成されているのだと思います。
1953年の誕生後、モデルチェンジ(進化)し続けていますが、大別すると3モデルに区分されると思います。
1.Ref.6350~ (1953年~1959年)
2.Ref.1016 (1960年~1989年)
3.Ref.14270~ (1990年~現行)
私がつけているのは「Ref.14270」なので現行モデルに該当します。現行モデルはさらに以下のとおりモデルチェンジ(進化)しており、その度により性能が良化しています。
1.Ref.14270
2.Ref.114270
3.Ref.214270 (※サイズ39mm)
4.Ref.124270
5.Ref.224270 (※サイズ40mm)
どのモデルも魅力がありますが、私としては現行モデルの原点たる「Ref.14270」が、「処女作には、その作家の初心がこもっている」ごとく、一番カッコイイと思っています。
つけていないと違和感がある程にまでなったエクワン。生涯つけて生きます。
(筆 増田晃士税理士事務所 増田晃士)